桜があっという間に満開になりました。
卒業や転勤など新しい人生のスタートを迎える時期ですね。
はるか何十年前に大学へ合格して田舎から上京してきた時は、言葉を気にしたり、
寂しかったりと顔中にブツブツ出来物ができてしまいました。
ワンコやニャンコにも引越しや家族構成が変わったりすると、私たちの想像を超えた
ストレスが掛かります。
それは血便だったり問題行動だったりと飼い主さんへ無言のSOSを発しているのです。
先日も下痢が数日続いており病院で診察をうけたけど、特に異常は見られないと
フードのご相談にこられたワンちゃんがいました。
ここで「フードが悪いのだろう、違うフードへ変えたほうが良いのでは!!」と心配される方が
多いです。
お話をいろいろな角度からお伺いすると、お孫さんが数日来られていた事がわかりました。
心の微妙な問題は、数値化されるものではなく想像でしかありません。
しかし、「実際に血便・下痢が起こった」という事実があり、「数日で改善された」という
結果があります。変わったことは、「環境がいつもと違っていた」ということ。
こういう場合の判断は、まず病的な原因がないかどうかを消去していきます。
